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今日もどこかへ帰りたい

帰る場所なんてない、都合のいい女の独り言

わたしとだれかのはなし

好きになりたい

眉間にキスをされるのが好きだ。ベッドの中で、不意に抱き寄せられて、なに、と言わんばかりに見上げると、慈しむような優しい視線で見つめられ、眉間にそっと唇が降りてくる。その瞬間が好きだ。それから自然な流れで、顎に手が添えられ、柔らかい唇同士が…

いぬのきもち

主人の帰りを待つ犬の気持ちをご存知だろうか。 毎日仕事に出かける主人を遠く離れた場所で想い、その帰りを待ち焦がれる犬の気持ちを。 わたしは、なんとなくだけれど、その気持ちがわかる。 というのも、2年ほど前、わたしは「犬のようなもの」だったから…

乾かない洗濯物

本州の雪の降らない地方では、冬でも洗濯物を外に干すということを、わたしは大人になって初めて知った。 むしろ、わたしの実家では夏でも洗濯物は室内に干すのが普通だった。外に干すのは、主に寝具などの大きな洗濯物だけだったので、洗濯物というのは、特…