今日もどこかへ帰りたい

帰る場所なんてない、都合のいい女の独り言

2017-01-01から1年間の記事一覧

干からびる

寂しいなあ、と思う。誰かに愛されたいなあ、と思う。けれどわたしはわがままなので、誰かを愛するのはもう疲れたし面倒くさいなあとも思ってしまう。好きだった人にはちゃんと愛されていたはずなのに、どうしてわたしばかりいつも愛情を搾り取られているよ…

雑草根性と生き地獄

お先真っ暗とはことのことかと思う。わたしは専門学校卒の20代前半の女だが、専門学校を卒業してから4年の間にすでに4回転職を行なっている。そのうち1年仕事が続いたのは1件しかなく、最悪なところは3ヶ月しか続かなかったくらいだ。しかも、4回の転職のう…

ゆびきりげんまん

「どうして好きな人って表現するの?あっ、彼氏じゃないの?なのにやることやっちゃってるの?でも彼女にしてくれないんだ?」 要約するとそんな内容のツイートを見かけたことがある。わたしに向けられたものではないにしろ、少しカチンときたツイートだった…

二度と会えない

わたしの好きな人はわたしの住んでいるところよりも800kmほど遠いところに住んでいる。彼とわたしはお付き合いはしていないらしいが(らしい、なんて曖昧なのは、彼が言葉を濁しているから)、一応お互い好き合ってはいるようなので、本当なら今すぐにでも彼…

わたしでいること

仕事や恋愛が自分の思い通りにならないことって、たくさんある。たくさんあって、そこでわたしは過ちを犯したんだと自分に言い聞かせて、その度に後悔と反省をしたつもりでいた。けれどわたしはいつまで経ってもわたしのまま。いつの日だってわたしのまま。…

無敵の集団

本日、職場からの帰りの出来事である。 今日も1日頑張った、とため息をつき、左耳、右耳とイヤホンをさしながら、地下へ向かう職場のビルのエスカレーターに飛び込む。時間帯が時間帯であるため、下りのエスカレーターはぎちぎちなくらいに人が並んでいたが…

乾かない洗濯物

本州の雪の降らない地方では、冬でも洗濯物を外に干すということを、わたしは大人になって初めて知った。 むしろ、わたしの実家では夏でも洗濯物は室内に干すのが普通だった。外に干すのは、主に寝具などの大きな洗濯物だけだったので、洗濯物というのは、特…

事故物件

わたしは事故物件である。 まず、見た目が悪い。 目が小さい。鼻も小さいし口も小さい。それなのに顔が大きい。太っているから二重顎だし、首が短いし肩周りだってちょっとした屈強な男くらいのボリュームがあるから、なんだか厳つい。唯一それなりに自慢で…